【資格】【ビジネス実務法務検定 2級】試験の概要、合格した勉強方法をご紹介!

法律の知識を認定する資格の一つに、ビジネス実務法務検定があります。

ビジネス実務法務検定は、企業におけるビジネスや経済活動における法律の知識などを問う実務的な法律知識を認定する資格です。

この記事では、ビジネス実務法務検定の概要、実際に合格した際の勉強方法についてご紹介します。

この記事の内容

・ビジネス実務法務検定の概要

・ビジネス実務法務検定 2級の取得に向けて利用した教材と勉強方法

・ビジネス実務法務検定 2級の受験の流れ


ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定とは

ビジネス実務法務検定は、東京商工会議所が実施している法律知識を認定する資格です。

ビジネス実務法務検定は、企業活動における主要な分野を広くカバーしており、さまざま職種で必要とされる法律知識を習得することが可能です。

ビジネス実務法務検定は3級から1級があり、それぞれ以下の基準が設けられています。

基準
1級
業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。
(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定)
2級
★本記事の内容
企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。
(知識レベルのアッパーレベルを想定)
3級ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。
(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)

ビジネス実務法務検定 2級の概要

ビジネス実務法務検定 2級における出題範囲と合格基準は以下の通りです。

受験資格試験当日において、日本国内に居住している方に限る
出題形式多肢選択式
試験時間90分
合格ライン100点満点とし、70点以上で合格
受験料7700円(税込)

ビジネス実務法務検定 2級合格に向けた勉強方法

利用した教材(書籍)

ビジネス実務法務検定 2級の受験に際し、以下の書籍を購入し勉強しました。

  • ビジネス実務法務検定試験2級 テキスト&問題集
  • 法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)2級 精選問題集

勉強方法

まず、「ビジネス実務法務検定試験2級 テキスト&問題集」を一通り学習し、次に「法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)2級 精選問題集」で過去問を繰り返し解く流れで行いました。

試験では過去問の類似問題が多く主題されたと感じていますので、過去問を繰り返し解き知識を定着させることで合格に近づけると思います。

参考

今回はテキストで学習し問題集を解くという流れで進めましたが、逆の流れの方がより効率的に学習できると思います。

最初に問題集を購入して学習し、必要に応じてテキストを購入する方法でもよいかと思います。

ビジネス実務法務検定 2級の試験の流れ

試験の申込み

ビジネス実務法務検定 2級の受験の流れは以下の通りです。

  • インターネットから申し込む
    • 受験する日時を選択して申込み
  • 予約した日時に試験を受験する

2021年度より試験方式がIBT(Internet Based Test・インターネット経由での試験)に変わっており、経過措置として使用機器や受験環境等の用意が困難な方を対象に2021年度~2023年度に限りCBTを実施しているようです(2022 年度以降の実施については見直しの可能性あり)。

当日の試験

受験の際、身分証明書を持参する必要がありますので、条件を満たすもの事前に確認して準備しておきます。

IBTの場合、当日は自宅で予約した日時に受験します。

試験終了後、結果をすぐに確認できます。

注意

PCや通信環境の不備などにより受験できないケースがあるようですので、受験前に動作環境や注意事項を確認してくことをお勧めします。

ぴーのすけ
ぴーのすけ

合格率は40%程度ということもあり、難易度は高くない印象です。

まとめ

ビジネス実務法務検定 2級の取得に向けた勉強方法、受験方法などをご紹介してきました。

法律知識を身につけることで、業務上発生し得るトラブルを回避し、会社や自身へのダメージを未然に防ぐことが可能となります。

ビジネス実務法務検定を取得することで、仕事の質を高めると共に、スキルアップ・キャリアアップを図ってみてはいかがでしょうか。

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